過去の経験を活かせる業種を選ぼう
自営業を始めて事業を拡大するためには、なるべく過去の経験を活かせる業種を選ぶことが重要となります。例えば、ITや医療福祉など需要が拡大している業種は、安定収入を得やすく、キャリアやスキルが業務に役立つといった特徴があります。一方、飲食や小売りなどの業種は、参入障壁が低いものの、ライバルの数が多いため、長期的に事業を継続させるには他社との差別化を図る必要があります。また、業種によって事業を始めるために必要な資金や開業方法などが大きく異なります。早いうちから金融機関に相談をしたり、店舗の契約を結んだりと準備を始めることが肝心です。
資金が不足している人はフランチャイズ事業がおすすめ
自営業に興味があるものの、自分で会社を興すための費用やノウハウが不足している人は、早めにフランチャイズ事業について調べることがおすすめです。全国的に事業展開をしている業績の良いフランチャイズ本部の中には、資金や店舗運営など様々な面で加盟店のオーナーのサポートを行っているところがたくさんあります。また、本部に一定のロイヤリティを支払うことで、商品の仕入れの他、従業員の採用や新商品のPRなどの手間を省けるため、店舗の売り上げを伸ばすことに専念できるというメリットもあります。なお、フランチャイズの事業の将来性や収支について把握したい場合には、実際に事業を成功させた人から直接話を聞いたり、興味があるフランチャイズ本部が開催している自営業者を対象とした説明会に参加をすると良いでしょう。
様々な業種や様々な初期投資費用のフランチャイズがありますが、少ない資金で検討するなら移動販売が良いでしょう。